タジキスタンでは、心血管疾患、脳卒中といった非感染性疾患が死亡原因の約7割を占め、特に心血管疾患はタジキスタンの死因第一位となっていることから、これらの疾患に対応するための診断・治療サービスの強化が急務となっています。シフォバフシュ国立医療センター及び共和国立心臓血管外科科学センターは、同国最高水準の診断・治療サービスを提供する国内最高次医療施設ですが、医療機器の慢性的な不足や老朽化が問題となっており、専門的診断・治療を行うための整備が喫緊の課題となっています。本件では、 CTスキャナー、内視鏡、腹腔鏡、X線診断装置、結石破砕装置等の医療機器を納入し、医療サービスの質の向上、保健医療体制の改善と国民の健康増進に寄与しました。