ODA専門商社 株式会社シリウス

Interview社員インタビュー

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杉森 陽子

営業管理部

2023年入社

高校時代に途上国支援への志を抱き、モノづくりや物流・貿易の基礎を身につけるため、自動車部品メーカー、貿易振興機関、政府系事業の受託企業で経験を積み、シリウスに入社。複数国の案件を同時に推進するプロジェクトマネジメント業務を担う。

業務内容

受注した機材を届けるまでの「コーディネーション」を担う

営業部が入札・受注した案件を引き継ぎ、機材がエンドユーザーに届くまでの全工程をコーディネートするのが、営業管理部の役割です。メーカーとの調整、輸送の手配、現地での引き渡しまで、複数の国・案件を同時並行で進めていくため、日々の業務はまさにプロジェクトマネジメントそのものです。

私はこれまでの自動車部品メーカーでの経験を活かし、車両関連の案件を多く担当しています。例えば、ホンジュラスへの給水車の納品や、パナマでは車両の内部を改造して医療機材を搭載した医療指揮車を届けるプロジェクトに携わってきました。さらに、アフリカのザンビアでは日本の建設会社が建設した病院に100を超える医療機材を納品する大型案件にも携わりました。これまで名前も知らなかった国に機材を届けることもあり、自身の仕事が国境を越えて価値を生み出していることを日々実感しています。

仕事をする上で大切にしているのは、社内外を問わず信頼を積み重ねていくことです。小さな約束をきちんと守る、感謝の気持ちを言葉で伝える、些細なことでも積極的に声をかける。そうした一つひとつの積み重ねが、国を超えたプロジェクトを円滑に進める土台になると考えています。

仕事で感じた醍醐味

現地で触れた「生の声」が、仕事の原動力になる

特に印象に残っているのは、ザンビアでの約2か月間の海外出張です。入社して初めての現場経験で、大きな不安を抱えながらの渡航でした。同行した先輩の背中を見ながら自分にできることを探し、日々やるべきことに一生懸命取り組みました。

現場で最も心に響いたのは、実際に機材を使う方々の生の声です。この国が抱える医療課題と、私たちが届ける機材によってそれがどう改善されるのかを、エンドユーザーから直接聞くことができました。それは現場に行かなければ決して得られない貴重な経験でした。病院周辺の地域の子どもたちが「ヨウコ、ヨウコ」と名前を呼んで懐いてくれたことも忘れられません。この子たちにもより良い医療が届くようになるのだと思うと、感慨深いものがありました。

営業管理部のプロジェクトは、完了まで短くても数か月、長ければ1年以上を要する長期にわたるもの。それでも、メーカーから預かった機材の輸送を手配し、ようやくエンドユーザーに届いたときに「ありがとう」の言葉をかけてもらえたり、機材とともに笑顔で写る写真をいただいたりする瞬間があります。この仕事だからこそ得られるやりがいだと、案件が終わるたびに実感しています。

シリウスの魅力

国際協力の「最前線」で、多様な仲間と成長できる

いくつかの企業を経験してきた中で、シリウスは国際協力の現場の最前線にいる会社だと感じています。自分たちが届けた機材が実際に使われる様子を、エンドユーザーを目の前にして確かめられる。その距離の近さは、この会社ならではの大きな魅力だと思います。

社内には様々な国籍・経歴を持つメンバーが集まっていて、20代・30代の若い世代が中心です。年齢や性別に関係なく一人ひとりが個性を発揮しながら働いており、時にはぶつかり合うこともありますが、それぞれに人情味と温かみがあって、とても魅力的な組織です。異なる価値観や文化を楽しめる人、そして海外とのやり取りで日々起きる予期せぬトラブルにも想像力を働かせながら柔軟に対応できる人には、きっと向いている環境だと思います。

私自身、高校時代に途上国の現実を知って以来、この分野で働きたいという思いを持ち続けてきました。人生は一度きり。やりたいことがあるなら飛び込んでみてほしいと思います。その挑戦の舞台として、シリウスはその想いを実現できる環境です。多くの関係者と関わりながらマルチタスクをこなす日々の中で、どこに行っても通用する力を身につけられる環境でもあると思います。